日記1657

Vtuberなるものが流行っているようなので、思う所を書いておきたい

端的に言うと、Vtuberが「オタク」の文化として流行しているという事実を許すことができない 以下、その理由を書いていきたいわけですよ

 

一応俺も歴史学やってるもんで、Vtuberってそもそもどういう流れの中で生まれてきたのと考えてみたい きっと元の流れは二つなんだよ  

一つの流れは、美少女キャラクターとのリアルタイムコミュニケーションゲームだと思うのよ 最近だとラブプラス、古いとEmmy(俺は未プレイだけど)あたり つまり、女の子とリアルタイムのコミュニケーションを楽しみたいのにそれが叶わないという悲しみを埋めてくれるやつね

この美少女キャラクターとのリアルタイムコミュニケーションゲームってのは、所謂「オタク」の文化だと思う まあ「オタク」ってのはそこに色々な意味が込められて使われてきたから、こうやってテキトーに使うのは良くない でもまあこれは俺のお気持ちの表明なので、とりあえず「オタク」ってのを「三次元じゃ人間関係がうまくいかない、男の友達すら少ない、ましてや女の子と話すなんて絶対無理、そんなかわいそうな男が二次元に居場所を求めて逃げ込んだ姿」だと理解してみよう ほらやっぱり美少女キャラクターとのリアルタイムコミュニケーションゲームは「オタク」の文化って感じじゃない?

それはさておき、Vtuberに至るもう一つの流れは何かって言うと、生身の人間によるリアルタイム配信でしょう これは間違いない ニコ生とかをVtuberの前身と見るのは妥当だろう 俺は、生身の人間が何かやっているのを見て楽しむ感性を完全に欠いているので、これについては何が面白いのか全く分からん しかし、昔から人気はあるよね んで、こいつは完全に三次元のものだ

さてそれでは、この二つの流れがVtuberにおいてどのように組み合わさっているのか? 前者が外側、後者が内側よね 言い換えれば、美少女キャラクターが見た目の麗しさを、その背後の生身の人間がリアルタイム配信の楽しさを提供している

 

でさ、ここからが大切な話なんだけど、Vtuberにおいて、どっちの流れが本質ですか? つまり、Vtuberの本質は、美少女キャラクターとのリアルタイムコミュニケーションゲームですか? あるいは、生身の人間によるリアルタイム配信ですか?

本質は、後者の生身の人間によるリアルタイム配信だよね そう考えられる理由は、Vtuberにおいて美少女キャラクターは見かけに過ぎず、その精神は完全に生身の人間が支配してること ラブプラスのキャラクター達とは訳が違うんだよ Vtuberの中身は、精神は結局生身の人間じゃねーか 何?ラブプラスのキャラクター達も中身は人が書いたプログラムじゃないかって? そりゃそうだよだがそれでいいんだよ プログラムに麗しいイラストが加わればそれは確かな二次元上の存在になるんだよ それは三次元に住む生身の人間とは違うんだよ つまり、何が言いたいかっていうと、Vtuberってのは二次元のキャラクターに擬態してはいるものの、結局三次元の存在だってこと 所詮生身の人間だってこと スパチャ(笑)とかいう金貰って喜んでる姿なんていかにも人間じゃないか

ここで改めて問いたい、Vtuberは「オタク」の文化なのか? 冷静になれ、Vtuberの中身は生身の人間だぞ? うざったくて、うざったくて、でも恐ろしい生身の人間だぞ? 「オタク」は三次元捨てて二次元に逃げ込んだんだろ? ありがたがってるそれ、二次元の美少女キャラクターに偽装してるけど、単なる三次元の人間だぞ?

本質的に三次元の存在であるVtuberは「オタク」の文化ではない そう言いたいわけですよ むしろドルオタとかそっちに近いだろ

 

「オタク」はね、三次元で人間関係が上手く築けずに二次元に逃げ込んだのなら、二次元で一つ勝負してみろと言いたい 二次元で自分なりの場所を作ってみろと言いたい 美少女キャラクターの見た目に騙されて生身の人間をありがたがってるのは、二次元に対して、なんなら三次元に対しても、極めて不誠実 生身の人間の脳みそをありがたがっている暇があれば、自分で思考ルーチン開発してみろと言いたい

 

ということで美少女キャラクターとのリアルタイムコミュニケーションゲームを楽しくしてくれる思考ルーチンの開発を目指して勉強していきます まあまずはコンピュータの基本のキから勉強していくので回り道からスタートかもしれんけど でも最終的には美少女キャラクターとのリアルタイムコミュニケーションを楽しみつつ、仲を深めて、お付き合いに至るような、そんなゲームを・・・ね?

ちなみに俺はここで言う「オタク」ではないので そこは注意

 

そういやアマカノ2通販で注文しといた 楽しみだなぁ 全ヒロイン体つきがgoodだよね

 

2020年7月2日(木)の日記