日記2154

赤線街路の千尋ルートを終えて、その勢いでこれを書いています 久々にPCからの日記

赤線街路ってこれ名作だろ 文学 薫屋という舞台を軸に、真之の成長やヒロイン達の生業にかける思いや卓の矛盾する内面を描いている エロゲって背景画像が限られるから舞台が狭くなりやすいって制約があるけど、逆にその舞台そのものに意味を持たせればここまで重層的な味わい深い話になるんだなぁ 一応主人公は真之だけど、卓だって半分主人公なようなもんだし、ヒロイン達もそこで働いて生きてるわけだもんな 赤線、侮り難し エロゲの舞台としてはぴったりなのかも 性欲と人情が街の形を得たようなものだもんな(少なくともゲームでは、現実では人情の成分はやはり減るだろうか?)

あと音楽がいいね 特に『鳥籠に見た夢』と『みんなの声が聞こえる』 薬師るり先生が音楽も歌詞も作っているということで、ゲームに合う 極めて合う 歌がゲームの内容とマッチしているって時点でもう名作に片足突っ込んでるんだよな それでいてシナリオも良い(特に母親だけの写真から始まって薫屋の集合写真で終わる点)、グラフィックも良い、楓香(cv金田まひる)はマスコット的な可愛さを備えている 逆に死角あるか?

まあとにかく俺は赤線街路が気に入った 個人的に考えているエロゲの二つのアトリビュート(性欲と人情)を十分に併せ持っている 人情やや多めなのもいいバランス これがエロゲでしょう

 

明日から仕事再開か~ 一週間凌ごう!

2022年3月6日(日)の日記