日記1924

今日は大学の卒業式だった

まあ卒業といっても、式が終わった後に話し込んだりする友達がいる訳でもなく、なんなら心は既に大学から離れていたのであって、特に感慨があるわけではない そんな訳でもう大学時代の総括は必要ないでしょう(というか、既に総括的なことをしていたような気もする)

 

今はむしろこれからのことが気になる きっと嫌なことが沢山あるんだろう むしろ嫌なことばかりかもしれない そんな訳なので、さくレットの次のシーンの事は覚えておきたいって思ってる

 

「所長は・・・今のお仕事が、嫌になることはないんですか?」
「──ん? 怪我をするから・・・という意味か?」
「はい。それに・・・今日だって消耗こそしましたけど、ランドルフ君の一件は一歩も進んでない」
文字通り、無駄足。振出しに戻ってしまった状態だ。残るのは俺たちへの徒労であって──虚しさを覚えても仕方ない気がする。
「──それは違うな、司」
「え・・・」
「確かにランドルフを山に返すことは叶わなかったが、少なくとも今日の方法では不可能ということは判った。それは決して無駄ではない。次は車を使うなり、狼の仲間を探すなり──まだ残された方法はある。重大な進歩だ」
無駄ではない──その言葉を誇るように。所長は、満足げな笑顔でそう言った。
「真実を求めるなら、それ以外の可能性を削ぎ落さなくてはならない。どんな苦労を払ってもな。司──おまえは聡明だから、一歩で真実に辿り着けることも多い。だが、時には回り道というのも必要なんじゃないかな」

 

いや別に仕事が嫌になってもいいと思うんだ つーか普通に嫌になると思うんだ 所長達の探偵業みたいな素敵な仕事はそうないだろうし、あったとしても俺には縁がないかもしれないし だから、仕事じゃなくて、なんというか、生きていることかな きっと嫌なことが沢山あると思うけど、生きていることまで嫌にはしたくないと思う そんな訳なんで、嫌なことが続いてもそれはそれとして、もう終わりだーとか全部無駄だ―とかならずに、一旦体勢を整えた後でまた別の方向からアプローチできるような精神を身につけられたらなと思うわけです

そんな感じでやっていきたい まあとりあえず、食い扶持稼ぎつつ、面白いこと探してみようかと

 

ちなみに、今日でこの青空に約束をも終了 絶妙のタイミングでしょう

今日発売のパルフェも届いたので、どうするかな 明日から始めるか、あるいは、もう少しこの青空に約束をの余韻を感じているべきか

 

追記

寝る前にもう一度、この青空に約束をの約束の日パートを一周した これで一つの終わりでしょう 明日からパルフェ、やっていくか

さえちゃんと奈緒子が良い関係 ほんとに

 

2021年3月26日(金)の日記