日記1580

今日は散歩いったり、だらだらネットサーフィンしたり しばらく面接がないのでゆっくりしていた

散歩はまた北の方の川へ 川にかかった橋の上、風が通って心地良い 今日はちょっと冷たい風 でも冬の風とはもう全然違うんだよな 冬の風はなるべく上着の中に入れたくないじゃない? 今日の風は入れてやってもいいかなって思った

ネットサーフィンは、かつて栄えた数々のネギま感想ブログを巡回していた 動機は不明 もう流石にまともに更新しているブログは稀だった ただ作者のtwitterが現在フル稼働ってのは珍しくない 感想ブログの最初の記事はだいたい2006年だったので、もう14年前・・・ 長いね

 

今朝の朝日新聞の朝刊に書き抜きたくなる文章が載ってたので文字起こしした 以下の鍵括弧内部は引用

「春、20年越しでアニメになった「イエスタデイをうたって」を見ている。原作の連載開始は1998年、バブル崩壊後の不況が慢性化した始めた頃だ。

当時のけだるい世相を背景に、進路や恋愛の悩みから抜け出せない青年の群像が描かれる。ヒロインの一人は心に傷を負って以来、春が来ても「桜を素直に見られない」状態にある。
独特のタッチで知られる作者の冬目景さんは遅筆でも有名で、11巻分の原作が完結したのは2015年だった。昔のままの作中世界には携帯すらほとんど登場せず、ましてスマホタブレットは出てこない。
本作の魅力はむしろ、私たちがまだ「つながりすぎていなかった」時代を背景に、すぐ答えが手に入らないが故の、登場人物の日常の豊かさを描いている点だ。後から見れば「回り道」に過ぎなくても、一直線ではないからこそ得られた経験は、誰にでもある。
いま世間にはSNSで「正解」を検索し、一刻でも早くそれに「到達せよ!」と叫ぶ人々が溢れている。コロナ騒動を煽るのも同じ種類の人たちだが、こうしたせっかちな未熟者より、本作のキャラクターはずっと大人びて見える。
答えが見えない状況を楽しんで生き抜けることこそが「成熟」の指標になる。桜を見逃した回数は、その人や社会の勲章だ。だから、焦ることはない。」(2020年4月16日朝日新聞朝刊、与那覇潤)
 
これを書いた人がうつ病に一回なっているのが文章の味を深めているよなぁ コロナの流行している今について書いているようで、その実平時の生き方に触れているんじゃないか 答えが見えない状況を楽しんで生き抜けるか・・・なんだか今の俺が一番欲しかった言葉かもしれない 就活中だからね
それにしてもイエスタデイをうたっては一回ちょこっと読んだだけだったな 今日読みたくなって本屋で買おうとしたら本屋はどこも閉まってた 就活終わって本屋も開いたら買いに行こう 作品を語り人生を語り、作品の購買意欲を掻き立てる 滅茶苦茶良い文章だなぁ こんなエロゲのレビューが書けるようになりたいなぁ・・・
 
ていうか引用するにあたって著作権法32条第1項のこと調べたけど、これ大丈夫なのかな・・・・批評のつもりではあるんだけど 法律に強い方が万一この日記を目にした場合はご指導頂きたく存じます的な autoならすぐ消す故
 
2020年4月16日の(木)日記